フィリピン パヤタス地区でのスタディーツアー、ワーク体験、ボランティア

判決が出た今、遺族の方達へ心境を伺ってみました

判決が出た今、遺族の方達へ心境を伺ってみました

先日、パヤタスのゴミ山崩落事故で亡くなった人の遺族がケソンシティ市当局などを相手どって起こしていた訴訟の判決が出ました。(英語ですがリンク記事をご参照下さい)

判決の結果、裁判所は市当局に対して「犠牲者1人あたり11万ペソ(日本円で約23~24万円)の支払い」を命じました。この判決の結果を受けて、20年間もの間裁判を闘ってきた遺族の方達は今何を思っているのか?短い時間ですが1人の方へお話を伺うことができたのでご紹介をさせて頂きます。

「崩落事故発生の翌年から始まった戦い。当初私たちのグループは80名以上いましたが、時が経つに連れて遠い場所へ移動してしまったり、亡くなってしまったりと少しずつメンバーが減っていってしまいました。私は年に2~3回裁判所へ通い続けていました。この20年間、ほとんどボランティアのような形で支援をして下さっていた弁護士の方達にへは感謝の気持ちでいっぱいです。11万ペソという額に決して満足している訳ではありません。しかし今この結果を受け入れなければ、次の結果が出るのがまた20年後になるかも知れません。遺族グループの中には高齢者の方もいます。ですので私たちは今回の結果を受け入れることに決めました。私たちにとって一番重要だったことは、政府の過失・責任が認められることでした。裁判でそれがはっきりしただけで、良いのです。」

そして慰謝料が支払われたら、故郷に犠牲になった家族のための慰霊碑を作りたいと仰られていました。20年もの間、家族の尊厳を守るため、そして政府の責任を追求するために戦い続けた住民の方達を、心から尊敬致します。

井上 広之

https://newsinfo.inquirer.net/…/kin-of-payatas-tragedy-vict…

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