お母さん向けワークショップについて

なぜお母さん向けのワークショップをしているか

ソルト・パヤタスでは2015年から、ライフスキルを中心に据えた活動をしています。子ども向けにはこれまで図書館の運営や絵本の読み聞かせ、お絵かきを実施してきました。子どもたちはこれらの活動を通じて、想像力・共感力・やり抜く力などを育むことができます。

しかし子どもたちが多くの時間を過ごすのは図書館ではなく各家庭です。なので各家庭で子どもと多くの時間を過ごすお母さんたち自身もライフスキルについての知識を持つこと、ライフスキルを獲得することが重要です。

ワークショップの内容

ワークショップでは主に3つのテーマについてお母さんたちに発信をしています。「砂糖と健康のとの関係」「脳の構造について」「子育てについて」です。それぞれのテーマについて1日かけて学びます。

ワークショップはまずは参加者全員でZUMBAを踊るところから始まります。ZUMBAは健康的な身体作りという目的もありますが、お母さん達をワークショップに参加しやすくするという狙いもあります(フィリピンのお母さんの間ではZUMBAダンスが大人気です。)

皆でZUMBAを踊った後にそれぞれのテーマに入ります。お母さんたちはただ講師の話を聞くだけでなく、クイズに参加したりグループを作って意見交換をしたりしながら、知識を深めていきます。

子育てのテーマについてのディスカッションでは「これまでカッとなって子どもを怒鳴りつけたり、叩いてしまったりしたこともあった」と自分の経験を打ち明けてくれる人もいました。すべてのお母さんが将来子どもにはいい人に育ってほしいと願っています。子どもの成長について聞くお母さんたちの眼差しは真剣そのものです。

ワークショップの成果

3日間のワークショップを終えた数ヶ月後、スタッフが家庭訪問をして生活に変化が出たかを調査します。そこでは多くの家庭が「まず食習慣を変えた」と答えてくれました。これまで脂っこく、砂糖をたっぷり使っていた料理をより健康的にするように日々意識をしているようです。また子どもとコミュニケーションを取るときもできるだけポジティブな言葉を用いるようになったようです。

私たちが活動しているパヤタス・カシグラハン地域では、働きながら何人もの子どもの世話をしているお母さんたちがたくさんいます。子育てや日々の生活についての悩みを相談できる相手がおらず、1人で悩んでしまっているケースも多くあります。私たちはこれからもワークショップを通じて、1人でも多くの地域のお母さんを支援していきたいと考えています。

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